こんにちは。
今回は仮想通貨、為替などでトレードをする上で必ず覚えておくべきトレンドラインの引き方についてご紹介します。
これを覚えておくだけで一気にチャートの見え方が変わるのでぜひマスターしておきましょう!
目次
トレードスキルを身につける理由
2017年、2018年の年始まではホールドしておくだけでお金が増えていましたが、バブル崩壊に伴い、投資をしている人は最低限トレードスキルを身につける必要があるように思います。
個人的にも仮想通貨に参入して以降、感覚だけでトレードをしていましたが、やっぱりチャートの見方がわからないままTwitterのTLを参考にしてトレードをするのは非常に不安でした。
というよりやはり勝てません。
なので、仮想通貨でトレードするのであれば、必ずトレードスキルを身につける必要があります。
でも、なにから学べばいいのかわからない。
「じゃあ、チャートの見方を勉強しよう!」と意気込んでも、いざなにから学べばいいのかさっぱりわからないと思います。
僕も実際に勉強しようとしたときなにから学べばいいのかわかりませんでした。
もちろん、本を1冊でも読めばある程度わかるんですけど、本を1冊読むのもなかなか重い腰が上がりません。
ということで今回はトレードの初歩的スキルであるトレンドラインの引き方についてご紹介します!
トレンドラインとは?
トレンドラインは、始点と2点目を結んだラインであり、安値と安値を結んだ上昇トレンドラインと、高値と高値を結んだ下降トレンドラインの2種類があります。
このトレンドラインは相場の方向性を把握するだけでなく、そのトレンドがどの程度強いか、今後どのような展開になるかを予想するためにかなり判断材料として意味を成します。
以下の2つが上昇トレンドと下降トレンドです。

このようにラインで反発しているのがトレンドラインです。
実際のチャートで見てみましょう。
こちらはAUD/USDの日足でのチャートです。
2018年1月の高値を始点として、2018年11月まで下降トレンドで反発しながら落ちていることがわかります。

ドレンドラインが機能する理由
そもそもなぜトレンドラインが機能するのか、を押さえておきましょう。
まず、トレードは心理戦です。世界中の投資家が同じようにチャートみて、トレードを行なっています。
トレンドラインは個人投資家に限らず、金融機関の為替ディーラーや機関投資家、ヘッジファンドまで、世界中の多くのトレーダーが使う最も人気な手法であるため、トレンドライン付近になると、世界中の投資家が意識することで買いと売りが拮抗し、反発したりブレイクしたりします。
要するに、トレンドラインは世界中の投資家が同じものを見ているから機能するのであって、自分だけトンチンカンなラインを引いても他の人が意識していなければなんの役にも立たないということでもあります。
トレンドラインをブレイクすると役割が変わる
トレンドラインは複数のラインを反発することで、機能することはわかったかと思います。
しかし、反発することなく、ラインをブレイクした場合どうなるのでしょうか。
先ほどのチャートを参考にしましょう。

2018年11月までのトレンドラインは抵抗線として機能していました。
しかし、11月に上へブレイクしていることがわかります。
すると、抵抗線として機能していたトレンドラインが一転して支持線として機能します。一番右側の赤丸のように下ヒゲを付けながらもきっちり反発しています。
このようにラインをブレイクすると役割が逆転することもトレンドラインが活用しやすい理由の一つでもあります。
トレンドラインの引き方
それでは、トレンドラインの引き方についてです。
引き方と言っても単純で、始点からの直近高値もしくは直近安値の更新するごとにトレンドラインを引きます。
ダウ理論については別途記事で詳しく解説しますので、今は直近高値もしくは直近安値の更新するごとにトレンドラインが引けるということを覚えていてください。

まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は簡単にトレンドラインの引き方についてのご紹介でした。
高値or安値を更新するごとにラインを引いていくと考えると簡単ですよね。奥が深いですけど、簡単にでも引けるとかなり見える世界が変わってきます。
僕もトレンドラインとレジサポラインを覚えてからかなりチャートへの見方が変わりました。
初心者の方もぜひ学んでください。
それでは!
